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2007年7月 1日 (日)

新しいスピーカー (B&W 802D)

802D じつは6月9日、新しいスピーカーを導入した。国内在庫がなくイギリスから取り寄せと聞いていたので、まだ1ヶ月か2ヶ月も先のことだと思って余裕の構えでいたのだけれど、販売店から「いまなら1式確保できる」と連絡があって、これは「焦らせろ作戦」かもとは思いつつ、まんまと焦らされる結果となった。

以前、ドイツ ALR/Jordan の Note 7 について書いたときには、その文中でもすこし触れたように、すでにスピーカーを入れ替えようという気持ちはあった。というか気持ちだけなら、もうずいぶんまえから計画はしていた。1年半前、東京生活の終盤に、ダイナミックオーディオでGOLDMUNDのアンプ MIMESIS 18.4ME の導入を決めたとき、もともとはパワーアンプだけ導入して、次にスピーカーを変えるつもりだった。それが(案の定というかなんというか)その直後にプリアンプ MIMESIS 27ME も導入する結果になって、さすがにスピーカーも、というわけにはいかなくなった。女房もこのときばかりは「あきらめ顔の微笑み」は見せてくれなかった。


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Note 7 には、とくに不満があるわけではなかった。導入したアンプとは明らかに価格的に不釣合いだったものの、LUXMAN、Jeff Rowland、GOLDMUNDというアンプの変遷に応じてさまざまな音を聴かせてくれたし、もともとの購入動機だった「音楽の潤い感」は、7年間ずっと気に入りつづけてきた。

でも、有楽町でのオーディオショウで、ラックスのブースで聴いたB&W 802Dのすーっと抜けるような透明な響きはいつまでも忘れられず、AVALONやSonus faberへの好奇心も捨てられず、とうとう今年に入って行動に移す決心をした。

結局、選んだのはリビングのスピーカーとおなじB&Wの、 802D だった。B&Wは、あるとき好きになって、その後好きじゃなくなって、さらにその後、なんとなく大メーカの製品だからという理由で、そもそも興味の対象ではなくなっていた(マイナーなメーカの製品を使っていると、そういう気持ちになっていくようだ(笑))。 数ヶ月間あれこれ悩んだ結果、ALR/Jordanと同路線(?)の Sonus faber の製品にほぼ決めようと思っていた土壇場で、大阪の河口無線での長時間の試聴で 802D を聴き、以前のラックスのブースでの音を思い出した。

高い空に抜けるような透明な音。というのは、おそらくスピーカーを置く空間のファクターが大きくて、せまいぼくの部屋ではこの音は出ないのだろうなと思いつつも、その魅力に負けた。ダイヤモンドのツィータが、部屋の容積を乗り越えて、あの音の片鱗を奏でてくれるかもしれない。新しいロハセルのウーファも、軽くて硬性がありそうで期待するところが大きかった。

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導入後、平日はまったく聴く時間がないので、休みの日には音楽をかけっ放しにしているが、まだまだエージング初期段階というところだ。音は、いまは正直なところ高域がすこし耳につく。透明というより、きついと感じるときがある。世間ではエージングでやがて高域が落ち着いてくる、と言われているが、B&Wは素直に「そのうち耳のほうが慣れてくる」と言っている。どう理解したらいいのかわからないが、何ヶ月かはようすを見ようと思っている。

ケーブルは今年に入って早々、Sonus faberに買い換えることを見越してシングルワイヤのものを買ってしまっていて、シングル接続になっている。ジャンパは、ACROLINKの6N-S1040IIとWBTの端子で新しく作った。これまで使用していたCARDASのものは、両側がYラグになっていて、使えなかったのだ。

当然のごとくケーブルはバイワイヤ端子の高域側につけていたが、さっき、試しに低域側につないでみた。すこし音の腰が低くなったかな ? いずれにしても、まだまだこれからだ。

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