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2007年7月22日 (日)

C++、C++/CLI、Boost

Boostの本を買った。Boostというのは、最初のC++標準化が終わったあと、次世代の標準化を目指して標準化委員会のメンバ自身で設立されたコミュニティであり、ライブラリのことだ。

20代のころからC++を溺愛して早くも十年以上が過ぎた。それまでやってきた言語に比べれば、おそろしく長持ちしている。一時期はNIFTY-Serveの開発者向け会議室でいろいろと語り合った。そのころ活躍されていた諸氏のうち何名かはまだ現役で、有名なコミュニティでお名前を拝見する。ぼくはと言えば、30代なかば以降、自分でソースコードを書いたりデバッグしたりといったことは、贅沢な趣味の領域となってしまっている。


職場ではUNIXでいうデーモン、Windowsでいうサービスを手がけることが多く、それなりに性能や長期連続稼動を求められることから、いまでも "C++でなければ" という局面はそれなりにある。Java で達成できる分野もあるが、責任をもってある程度ミッションクリティカルなサービスを提供する必要があれば、C++と、長年培ってきた独自のライブラリ群の出番となる。

しかし画面周りについては、要件次第ではあるけれど、あまり肩肘を張らずに組み立ててもいいのではないかと思うようになった。かといって、JavaでのGUIは "ツール" の域をなかなか脱し得ないし、Visual Basicだと、それを若い者にやらせた場合に、その人のC++でのミッションクリティカルなアプリーション構築というスキルが遠くなってしまう。それで、最近ようやくC++/CLIについて調べるようになった。この点では世間様から何年か遅れていると思うが、それはやはり職場で引き受けているアプリケーション、システムがいわゆる業務系ではなく、制御系寄りのやや特殊な分野を手がけているからだろう。

C++からC++/CLIへと展開を進めていくなかで、個人で買ってきた本はその流れを逆に行くBoostである。べつに職場でのニーズはない。個人で使う予定もいまのところないが、そのスタイルに強く興味があったし、そもそも単純にC++がやっぱり好きだから、次世代のC++の世界観が凝縮されたBoostを知っておきたい、というのが本当のところだ。

Boostについてもインターネットをさまようことで多くの情報が得られる。でもやっぱり、まとまった知識を手に入れるには、書籍がいまでも最善だ。なんといっても寝転んでも布団のなかでも読める。本を買うことで、その知識を買ったつもりになり、満足してそれで終わってしまう、というパターンにはまる可能性もあるのだが。

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